今年度事業計画
スローガン
戦略深耕
『YEGネットワーク力とビジネスイノベーションで宮崎の人・企業・都市(まち)を元気に!!』
平成22年度会長 村上晶彦
会長所信
- 1)「戦略思考」から「戦略深耕」へ
- 平成21年度は「戦略思考」のスローガンの下、宮崎経済・産業の将来展望(5月例会、6月例会)から始まり、宮崎YEG版MBAとして今後有望な新規ビジネスの方向性について(7月例会)やランチェスター経営戦略を基本とした地方の中小企業がとるべきNO.1戦略の勉強(9月例会)、そして経営者・組織のリーダーが持つべき指導力やコミュニケーション能力(2月例会)など、企業経営や地域経済活性化において考えるべき戦略のあり方、また方向性について勉強を重ねてきた。
その間、リーマンショックによる大不況の荒波は、宮崎経済に暗い陰を落とし、政権交代はあったものの、新政権の経済対策や新成長戦略に期待できる要素もあまり無い。デフレ経済の悪影響は、企業経営に深刻な影響を及ぼしており、それぞれの企業において何らかの手を打たなければ企業存亡の危機に陥る状況ではないかと思われる。
20世紀最高の経営学者で「マネジメント」という言葉を世に広めたP・F・ドラッカー博士は、その著書「プロフェッショナルの条件」で、「これからの数十年にわたって、知識労働者として活躍する人としない人、知識経済において繁栄する組織としない組織の差は歴然となる。」と述べている。今まさに、この大不況の中、我々青年経済人の力が試される時が来ているのではないか?そしてドラッカー博士が述べる「活躍する人、繁栄する組織」になるためには、「戦略思考」のままで終わるのでは無く、具体的な戦略の深堀と実行(「戦略深耕」)が求められる。
平成22年度宮崎YEGは、以上の問題認識を受け、より具体的なテーマを設定し、企業経営の新たなる展開や地域経済活性化の方策を研究し、またそれぞれのメンバー企業が取組めるような具体策を立案できればと考える。 - 2)ビジネスイノベーション志向のYEG活動のすすめ
- 「宮崎YEG版MBAからビジネスイノベーションへ」
平成21年度の例会事業で講演頂いた各有識者から、今後宮崎の経済・産業、また我々宮崎の地元の企業が取組むべき分野についてご教示を頂いたが、どの講師も共通して「医療・介護・福祉関連分野」「農商工連携関連分野」「新エネルギー・環境・リサイクル関連分野」「観光産業・まちづくり関連分野」を指摘された。平成22年宮崎YEGでは、21年度の活動をさらに深堀するために、この4つの分野を具体的なテーマとして設定し、対応する委員会を組織した。
この4つのテーマは特に今後有望な産業分野であるので、直接関係の無い事業をしている企業であっても、何らかの関連が出てくると思われる。従って、それぞれの分野の現状を調査研究することは当然ながら(MBA)、それぞれの分野で今後どんなビジネスモデルが考えられるのか?異業種からどのようなアプローチが考えられるか?ビジネス創出を念頭においた研究(ビジネスイノベーション)の視点を持って委員会活動を行って頂きたい。 - 3)地域のシンクタンクであり続けるために
- 平成21年度地域戦略提言委員会(岡崎委員長)が「宮崎活性化への提言」と題し宮崎YEG初の完成度の高い提言書を作成した。その内容は広く地域経済や行政に向けてその方策を問うものではなく、我々の地元企業の経営力や経営者の質の向上を中心にまとめられているが、地域経済活性化のためには青年経済人の組織である宮崎YEGが他の青年団体と連携しながら経済政策シンクタンクを目指すべきであると提言をしている。
平成22年度は、21年度のように新たな提言を取りまとめるための委員会組織は設けないが、前記の4つのテーマを専門的に調査研究し、新たなるビジネス創出の提案とともにそれぞれの分野における地域活性化の方策も考えていくべきであろう。そういった観点から平成22年度も引続きそれぞれの分野で青年経済人団体らしい地域経済にむけての発信、シンクタンクとしての役割を果たしていこう。 - 4)YEG活動の原点に返る。YEGネットワーク力を高める
- 平成21年度は創立15周年の節年であったため、その記念イベントを行なったが、近年のYEG活動は、宮崎YEGの規約にある原則として月1回の例会と委員会活動が必ずしも行われていない。また宮崎YEGに限らず全国のYEGにおいても、特に例会の出席率が高くないという事実に頭を痛めているようだ。例会をやっても出席者が少ない、だから例会を減らす。これではYEG活動が悪循環になるばかりで、1) 2) 3)で述べてきた戦略的なYEG活動どころではない。原因は複数あると思われるが、いずれにせよメンバーが参加したくなるような内容を企画し、よりその質を高めていくことが先決であろう。
平成22年度は、原則月1回の例会というYEG活動の原点に返り、例会・委員会活動を中心とした運営を推進したい。もちろん、メンバーの親睦・交流もこの例会・委員会活動に集中して行い、例会・委員会活動がよりビジネスマッチングの場として機能することも願っている。
また平成22年度も、21年度に引続き戦略的な会員拡大を推進し、宮崎YEGメンバーがお互いにビジネスブレーンとして協力できるようなメンバー構成になるよう積極的に取組んでいく。
例会・委員会活動の質を高め、出席率が上がり、メンバー同士が熱く宮崎の将来を語り合う場が増えれば、必ずやYEGメンバーの強いネットワーク力が形成されるであろう。そしてそのことが、さらにYEGの団体としての魅力を高め、質の高い新規メンバーの拡大につながり、また親会も巻き込んだ新たな宮崎YEGの活動に展開されていくことを期待する。 - 5)結びにかえて「宮崎YEGの地域貢献とは」
- 我々宮崎YEGは、神武こども太鼓や親会の事業である納涼花火大会など、様々な地域活動に参加し貢献をしてきている。これらの地域イベント活動やボランティア活動のような直接的な地域貢献活動は大事なことであり、これからも積極的に取組まなければならない。しかしながら、ここで改めて問いたい。
宮崎YEGは、宮崎商工会議所の会員企業の企業後継者や若手経営幹部、また若手起業家の集まりの青年経済人団体である。冒頭にこの大不況下で我々自身の企業経営や疲弊した地域経済を我々青年経済人の戦略的取組で立て直していくべき必要性を述べたが、まさにこの厳しい経済環境の下で我々青年経済人が成さなければならない第一の地域貢献は、自身の企業経営を活性化させ、1人でも多くの雇用を生み出すということではないだろうか。
地域経済の中で事業を営ませて頂いている我々青年経済人が、成さなければならない最も基本的な地域貢献活動が、この「1人でも多くの雇用を創出する」であることをここで皆とともに認識し、平成22年度の全ての宮崎YEG活動がそれに少しでも役立つよう取組んでいきたい。
- 重点事業項目
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- 中小企業の経営戦略や経営者の指導力に関する研修事業
- 観光・まちづくりビジネスに関する研修事業
- 農林水産業分野のビジネスや農商工連携に関する研修事業
- 医療・介護・福祉分野のビジネスに関する研修事業
- 新エネルギー・省エネ・環境リサイクル分野のビジネスに関する研究事業
- ビジネスイノベーション・ビジネスマッチングに関する取組み
- 先進的企業、地域を視察する研修事業
- 戦略的な会員拡大
- 「神武こども太鼓」他 まちづくり活動事業
- 平成23年度九州ブロック大会誘致(宮崎県連)への参画
- 会員親睦事業







